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烈火の契り◇秀香穂里
<俺様攻め×素直受け><現代ファンタジー><孤島・閉鎖空間>
<元地元案内人攻め×開発調査員受け><微ミステリー>

あらすじ:幼い頃に一度だけ訪れたことのある島が開発候補に選ばれて必死で反対していたが、とりあえず調査に行くことになってしまった受け。
その一行を待ち受けていたのは、見覚えのある男で、その通り、過去この島で受けと一緒に遊んだ攻めだった。今では、台風の影響などから無人になっていて、攻めも沖縄に引っ越しているという。それでも時折様子を見に来ていることから、今回の案内人になっているが、当然月日の隔たりは二人の無邪気な関係も同様に隔てていた。今となっては一緒に手をつないで海を走る関係ではなく、この島を開発し金を生ませようと目論む侵略者の一員とそれを気持ちよくは思うはずもないローカルという対立する立場なのだから。
しかし、受けは自分は反対を立証するために参加しているメンバーなのだと、どうにも攻めにつきはなされたままでいることに居心地を悪く感じ理解を得ようと思う。
その気持ちは、果たしてただ懐かしい友人との再会だけのものなのか?
ところが、攻めの態度の影には、そもそも受けが自分を忘れ去ったんじゃないか、という攻めの思惑があった。そうして自分達が、他の力で阻まれていたことを知ると、さらに受けのしらないこの島と攻めの真実を知る事になる。もはや攻めはすべてを知っているが、この島には特有のしきたりがあった……。



あらすじに書きすぎるとバレになるので、この辺で。
作者のラインナップとしては珍しいタイプかと思います。ワークはワークでもかなりな課外活動。私はまるっきり自然が苦手なタイプなので、あれこれ想像するとゾクゾクっと震えちゃいました。虫とか虫とか。
閉鎖空間でのかつかつ感を出す為に、会社のメンバーで必ずしもお互い仲良しではなく、腹に一物あるような顔合わせにしたのはさすがだなーと思いました。
受けにとっては、こっそり味方な存在の攻めもいきなりウエルカムではない再会もこの先に起こる事件というか、むしろ解明されていく理不尽なしきたりを仰々しくするのに効果的でした。
そして何よりBLですから、色気のあるワイルドな攻めの責めに熱帯の熱気そのまんまポーっとやられました。しきたりとはいえ「つがい」という言葉の響きに萌えました。
ノンケで生きていたのに、「つがいになりたい」なんて受けに言わせてしまう攻め。イラストの無精ひげがたまりません。
そう、イラストもかなり個性的でよかったです。本作のミステリアスなイメージにはぴったり。ぜひ水原とほるさんと組んでもらいたい。

それにしても、普段の生活圏を離れたところで見せる姿こそ、評価したい姿なんですけれどそれは簡単に日常であるのなら海外へ行った時だったりするのですが、ローカルとはいえ今となっては無人島で頼り甲斐のある存在というところが、簡単に攻めの魅力に繋がっているんですよね。これまでにも閉鎖的な島を舞台としたBLは何冊か読んできましたが、今回のような無人島系はそういえば初めて? だからこそ尚更攻めの生活力がキラキラして見えました。いざというときにどれだけ頼れるか、生きる術を持っているかは原始的かつ本能的な男性の素の魅力ですよね。それは今の社会生活ではほとんど退化を余儀なくされる部分だからこそ、垣間見れると心拍数に直撃するわけです。

オリジナルなファンタジー設定で、その中にはちょっぴり気になる部分はありますが、ライトに楽しめました。
バレるので伏せますが、父親が受けを連れて島に来たときにいくら島から出て行ったとはいえ、冷たい目で見られるというのは父の持つ特別な事情を知らない人間のする態度としては厳しすぎる、とか。今となっては皆出て行っているんだから、島を出ることそのものはそんな悪じゃないだろうに。また、島の秘密を守る存在に子孫を残せない設定をするのは、設定的に無理があるんじゃ、とか。BL的にはOKだけど!
いちいち言うことがエロい攻めは最高でしたが、孤島という環境で海プレイがなかったのが残念。透けたシャツー!
小説<俺様攻め、強引攻め> | 管理人 | 17:13 | cm (0) | tb (0) |
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