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野ばら◇雲田はるこ
評価:
雲田 はるこ
ソフトライン 東京漫画社
¥ 650
(2010-06-20)

◇野ばら

<ノンケ攻め×真性ゲイ受け><40弱年上ヤモメ受け><料理人攻め×パート受け><子供>

あらすじ:偽装結婚で子供を残して離婚された受けと、そのパート先の小さなレストランの後継ぎ息子シェフ攻め。
オッサン相手に気がついたらムラっときていて・・・。


これぞ、BLファンタジーだと思うのですよ。
だって、偽装告白して受け入れられず妻に子供を残して捨てられた40近い受け。
それが色気があって、自分が良いなと思ってたノンケに恋して、さらに暖かい家までGETして・・・。

ドリームじゃないですか?
妙なリアルがあるからこそ、引き立つドリーム。

スーパー攻め様じゃないのに、スーパー攻め以上のパワーを感じます。
世間的には、きっといい男なのになにオッサンに惚れちゃってんだよ、しかもこぶつき、なとても褒められたものではないはずなのに、そんな否定さえ飲み込ませる格好良さ。

おばあちゃまと同居で決して広くはない家で、どこでHしていいか悩む男二人。

幸せって、お金や権力やセレブやアラブじゃないっ、どこでもそこに二人・・・と愛する存在がいればいいんだ、とそれこそ現代的にはとってもファンタジーを感じられました。

レトロな絵柄で、一見レトロと見せかけて、むしろ今だからこそのファンタジー。

子供かわゆいv

◇みみクンのBOYの季節

<性転換したい女装攻め×真性受け><リバ有>

あらすじ:オカマバーで働くミミはいつか身体も女の子にしたいと思ってる。お店で働くボーイ君に恋をしたが、ボーイ君は女性が苦手な真性のゲイでネコだった・・・。

これは、結構複雑な設定なので、好み次第・・・でしょう。
私は、こんがらかるような男の子なのにネコでにゃんにゃんで、女の子っぽいのに攻めで・・・というのがOBw なので、しかもリバとくると自分的には上級者向けという印象でございます。

◇島の国のララバイ

受け攻め不確定、金髪美形ヒゲ、黒髪日本人眼鏡君、ロードムービー風

あらすじ:一人旅をしている日本人が、金髪美形と出会い、一緒に旅をすることになる。
ゲイを隠さない相手に、いつのまにか気を許していくが・・・。


私は映画でもロードムービーはあまり見ない派・・・というか、好きな俳優が出てもスルーしちゃうかも、なくらいなので、この手のテイストは漫画でもやっぱり得意ではないです。

さらに、金髪美形のヒゲ・・・というのも、おおおぅと上級者向けなイメージですv



雲田さんは、レトロな絵柄やテイストが売りだと思うのですが、ファンとしてはこの絵で萌える話と出会えたら最高だなーと、期待を込めて応援している感じです。

しかし、萌えるというのはまったく個人的な感性の部分なので、実は小説よりも漫画で作家買い作家さんに出会うほうが難しい・・・気がしています。

そして最近想うのは、私の場合は、結局はお話なのかもー、と。

長編が読みたいですv






JUGEMテーマ:漫画/アニメ
 
雲田はるこ | 管理人 | 12:48 | cm (0) | tb (0) |
是―ZE― ファンブック◇志水ゆき 他
評価:
志水 ゆき
新書館
¥ 2,100
(2010-04-24)

<公式内容>
「是-ZE-」の世界を120%楽しめるファンブック。
☆志水ゆき描き下ろし番外篇32P『春も宵宵』収録!!

☆ふろく/録り下ろしミニドラマCD『是-ZE-〜春も宵宵〜』!!
【CAST】玄間:三宅健太/氷見:平川大輔/隆成:小野大輔/守夜:子安武人

☆志水ゆき15thコンプリート全員サービス
『プレミアムドラマCD“是-ZE-〜睦言は明けてもなほ”』応募券&応募用紙つき。
(締切:2010年7月31日)

「この本を読むまでは、死ねない……!」
(By 志水ゆき)と言わせた超ゴーカなファンブックが完成!! 
志水ゆき描き下ろし番外篇はもちろん、
人気作家陣が参加した読みごたえた〜っぷりの一冊です!!

<ラインナップ>
☆志水ゆき描き下ろし番外篇『是-ZE-〜春も宵宵〜』
☆超豪華ゲスト
【対談】津守時生
【COMIC】
門地かおり・夏目イサク・南野ましろ・二宮悦己・北上れん・
草間さかえ・金ひかる・藤川桐子・小鳩めばる・小椋ムク・
阿部あかね・新也美樹・北沢きょう・橋本あおい・未槻 直・
雨隠ギド・カキネ
【小説】木原音瀬・榎田尤利・久我有加・一穂ミチ・栗城 偲
【イラスト】三池ろむこ・立野真琴・木下けい子・ねぎしきょうこ・麻生 海

☆アンケート『是-ZE-No.1お気に入りシーン』結果発表もあり!!




執筆陣を見てお判りいただきたいのが、これは原作の情報を楽しむというよりは、同人アンソロに近い部分が多いです。
なので、正確には「是ファンブック」ではなく、「是ファンによるブック」なのでした。

普段二次作品にも免疫がある+ファン温度の低い私は、あーこういうノリかーと他人事のように眺めているんですが、これ、ファン度が高ければ高いほどがっかりでしょうねー。
志水先生の是という作品が好きなのに、何故に違う漫画家さんの描いたしかも、パラレルを読んだり、または小説を読まねばならないのか。

しかもそれを上回る是原作コンテンツがあるなら、ほどよいオマケになり得るところ、むしろこっちの方がメイン・・・と思えなくないボリューム。

ファンブックというタイトルさえなければ、企画本として納得できたとは思いますね。

おそらく期待して買うファンの期待には添えてないんじゃないかなー。

偶然かもしれないけど、小説のほうも何故か初期カプが目立って・・・。
全部読んでいるのかな、オーダー来て最初だけ読んだんじゃないの? と勘繰るのはさすがに意地悪いと思いますけど、せめてプロ作家へのオーダーなら、カプのバリエーションくらいある程度コントロールしてもよいんじゃないかと。
同人と商業の曖昧さの悪い例として永遠に語り継がれそうなww

大好きな作品にケチがつくのは、読者としてはやっぱり気持ちよくないし、自分でもケチなんてつけたくないんですけどねー。
残念でした。



ただ!
執筆陣にも大ファンがいた場合は別腹ですよね。
私は南野ましろさんが好きなので、南野さんの作品で大分テンション戻りました。
しかも、自分の好きカプ描いてくれているし。

おそらく・・・賛否両論というか否が多そうなのはもんちさんとエスパー。
何故なら原作カプをスクラップ&ビルドしちゃっているのでww
わからなくないパラレル設定ではあるけど・・・でもねw

そんなこんなで、誰がどのキャラ(カプ)をどう描いているのか、みたいな視点では十分見る価値はあると思いますが、果たして、作家のファンと是のファンが上手く被り、さらに取りあげカプも被るなどというミラクルはどれくらいあるのか。

あ、是原作のコンテンツは、なくはないけど物足りないです。
一番大きく見たいキャララフとか超小さいし。
サムネイルなら拡大できないの? っていう感じ。
作家的にもあんまり見せたくないという心情なのかな、とこちらもまた勘繰りたくなる感じ。
枚数も少ないですし。

なんとなく本当に見たいものが見れないファンブック、というのが個人的にしっくり。

お金や場所や心に余裕のある方に。



JUGEMテーマ:漫画/アニメ
 
志水ゆき | 管理人 | 13:21 | cm (25) | tb (0) |
是-ZE- (9) ◇志水ゆき
公式あらすじ:ついに、阿沙利が“白紙”になる日が来た。
神様の中で、一番旧い紙様だった阿沙利。いつかは「あかんようになる」。
その日のために、彰伊は覚悟と準備を重ねてきた。その日のために、
彰伊は覚悟と準備を重ねてきた。そう、初めて阿沙利が自分に振り向いた
あの日からーー。阿沙利と彰伊の約束と想いは、奇跡を起こさせるのかーー。
「約束」のその後の描き下ろしも加えた彰伊×阿沙利篇!!



是の複数いるカプの中でも、一番好きなカプのストーリーが終わりました。

是っていうのは、というよりはもしかしたら志水ゆきさんの作品は・・・ということでもあるのかもしれませんが、長編は是しか知らないので、ここは「是」というお話は、として書きますね。

で、「是」というのは、こうして9巻分を振り返ってみると、いつもいつも作者が山を与えて、それをキャラ達に乗り越えさせて、乗り越えた…先にはいつも晴れ晴れしい明るい道を用意しているんですね。
それは自然と読者も同行させられていて、時には本当につらく厳しい道のりで、しかも連載という形態上、放置プレイみたいなw
コミックス派の方には特に放置プレイは身にしみますよね〜。

ただ、後書き等で常にハッピーエンドであることは匂わせてくれているので、乗り越える後押しがあるんですけどね。

私は常々、ネタバレなしで作品に触れるのが好きだと思っているのですが、BLのような有る程度の様式美ありきのジャンル? というか、何かを求めて読む場合は、大雑把に傾向はわかっている事が多いですよね。
なんかそれで面白いのかな、と思う事もなくはないんですが、でも今回この是9巻を読んで、まんまと巻き込まれてわかっているのにちゃんと驚きや感動があるということを体験しました。

是については、最初から良くできているなーと、萌えだけじゃなく世界観などに納得させられていたのですが、改めてそれだけではなくストーリーの積み上げテクのようなものにやられているな、と思いました。

今回の彰伊×阿沙利編は、実はその前にあった氷見編と若干被る(再生の話)ので、どうするんだろう、同じ事を繰り返すだけにならないのかな? とそういった意味でも好きカプメインというだけではなく興味深々でしたが、そこもしっかりちゃんとそれぞれの物語として違和感なく成立していたと思います。



長い連載作品な上、このカプは当初から顔を出しているので、できれば全部通して見ていないと、この9巻の感動度合いも変わってくると思います。
それ故の感動もあると思いますしね。あの二人がやっと、という。

もちろん、今後もまたどのカプもそうですが、落ち着いた後の話というのも見たいのですけど。

本編のメインストーリーとしては、そもそもの謎である紙を作る唯一の人間と部屋にある箱・・・のすべてがいよいよ明らかになるようです。
そして、それが最終章なのかな。

確実に進んでいるとわかるのも、解りやすくてよいですが、同時に終わって行く寂しさも。

先も楽しみです。





JUGEMテーマ:漫画/アニメ
 
志水ゆき | 管理人 | 12:52 | cm (0) | tb (0) |
黒衣の公爵 特装版◇剛しいら
評価:
剛 しいら
学習研究社
¥ 1,050
(2010-03-31)

公式あらすじ:隣国との和平交渉にのぞむ美貌の王子・シオン。別名は「黒衣の公爵」……彼を愛した者は、みな死んでいった。不吉な運命を抱くシオンと敵国の王・天人を描いた人気シリーズが、珠黎皐夕のコミックほか、書き下ろしを収録した特別版となって登場!



つい最近「是」もファンブックが出たところで、比べても意味はないのは承知の上ですが、タイプとしてはこちらのほうが「ファン」寄りの編集になっていて、満足度が高く買ってよかったなーとつくづく思います。

最初は、宣伝が勿体ないと思うほど情報がなく、とりあえず総集編であってもファンだから買うか・・・ってくらい期待してなかったんです。
ところが、単なる総集編だなんてとても言えない、かきおろしの充実っぷり。
小説はもちろん、あの美麗なイラストが漫画になって読めるとは。
その漫画の内容こそ、小説そのもので目新しさはないものの、でも満足でした。
受け攻めはもちろん、コミックス化になって一番目立つのはかわいいお世話ロボ、タウマウの存在v
癒されます。

漫画といえば、数名の作家さんによる4コマも楽しいです。
正直、お名前を存じ上げる方はいなかったのですが、それでも作品を理解して描いているのがわかるので、どれも楽しく好感が持てました。
誰が描くかというより、こういうファンブックなのでどういう切り口で作品の魅力を見せてくれるか、なんですよねー。

というわけで、本体はシリアスよりではありますが、それを楽しく味付けした4コマは、どれも共感できるものでしたし、まさにファンの為の本といった内容だったと思います。

登場人物やあらすじなども丁寧に取り扱われているので、お高いですがイラストに惹かれて入門図書として手に取られるのもアリだと思いました。
かなりなダイジェストですので、本編を一からなぞるのも全然楽しめると思います。

また、本編はとっくに知ってるよ、というファンにもかきおろしのショートはまた新たな事実が読めたりして、メインキャラにこだわらないのであれば、本当に世界が楽しめると思います。

これで終わりと言わず、この世界をもっと見せてほしいと素直に思える一冊でした。




JUGEMテーマ:読書
 
小説<時代・ファンタジー> | 管理人 | 22:24 | cm (0) | tb (0) |
ネメシス◇山藍紫姫子
評価:
山藍 紫姫子
フロンティアワークス
¥ 690
(2010-03)

公式あらすじ:
神父服を身に纏い、暗殺の仕事を管理する美しい男・桜庭。そんな桜庭に、組織No.2の鷹司は執着していた。自らに生き写しな片腕・ドールをも使った淫靡な手管で、鷹司は桜庭の身と心を溶かし、2人は恋仲に。蜜月を味わう2人だったが、敵対する組織・ネメシスが不穏な動きを始め…。その上、鷹司が見知らぬ美貌の男と密会していたと知り、桜庭は淫らな身体で彼の愛を試そうと…。

著者からのコメント

『暗黒の心、絶望的なまでに邪悪、だが、誰も気づかない』

 同害報復を執行する組織ネメシスの幹部、桜庭那臣は、自分が擁する使徒ルキヤの欲しがるピンクダイヤモンドを見るために、宝石商の住むゲートタワーホテルへ向かった。
 クラシカルなホテルには、桜庭の恋人であり、タリオの大幹部である鷹司貴誉彦も自分の部屋を持っていて、二人の愛の巣として使用していた。
 ところが、桜庭たちがホテルを訪ねた同日、日本にいないはずの鷹司がハーフの美青年といちゃつきながら部屋から出てくる所を見てしまう。あまりに美しく魅力的な青年に、桜庭は勝てる気がしない。
 ショックを受けるが、色恋に悩んでいる余裕はなかった。
 復讐を金銭で請け負い、『guilty』の焼印を押す組織ネメシスが、タリオの本部から情報を引き出している疑いが生じ、タリオの幹部に裏切り者がいる可能性が出てきたのだ----...。

 今宵、それぞれの過去が暴かれ、裁きがはじまる。

 角川書店刊行の『堕天使の島』と合わせてお読みいただけますと、いっそうお娯しみいただけると思います。
 よろしくお願いします。
                        山藍紫姫子  




アマゾンにあったのをそのままコピペしております。
『堕天使〜』は未読な状態で、楽しみにしていたネメシスを読みました。
続けざまに2回読みました。

長い間、良いところで待たされただけあって、期待が大きかったにも関わらず、決してその期待を壊さない素晴らしい内容に大満足です。
こうして読者はどんどんつけあがていく。桜庭の素のプライドととっぢが高いか、って勝負にはなりませんけどw

とはいえ、桜庭も精神的な問題が解決していくのと並行して、大分丸くなってきているように感じたのが本作でした。
あらすじにあるように、攻め様に浮気疑惑を持ってしまうのですが、「私より魅力的」と素直に認めたり(でも自分にも魅力があることは否定しない女王は健在ですv)、あれなら仕方ないなんて、とてもしおらしいです。
正直、そんなしおらしさは、わざとらしいそれこそ芝居じみたやりとりじゃん、と突っ込みどころ満載なんですが、それこそが桜庭っていうキャラなんだろうなーと。
まんまと攻め同様に、彼に振り回されるのが読者の務めではないでしょうか。

さて、物語は突然ダムの放水をしたかのように、ものすごいスピードで展開していきます。
うそ、あれがあんなことに!? えー、そんなぁ、のようなビックリドッキリが満載です。

とにかくバレてしまうと面白くないので、何も書けないのが悔しいのですが、それでも私はまだこの先のどんでん返しがあると信じて次の一冊を待っている一人です。

とても、いいところでこれまた続いておりますので、どうかそういったお預けにストレスを感じる方は、覚悟でお読みください。

相変わらず、疑似家族の子供達が、序盤だけの登場なのが寂しいのですが、月日が経つごとに彼らのキャラも際立ってきて、そうやって追いやられるのが本当に勿体ないです。
誰もが主役になれる、贅沢さがこのシリーズの魅力そのものでもあるんですけどね。

何度も何度も、一から繰り返し読んでも飽きない大好きなシリーズです。



JUGEMテーマ:読書
 
小説<淫乱受け、奔放受け、一穴多棒受け> | 管理人 | 16:17 | cm (0) | tb (0) |
匣男◇剛しいら
評価:
剛 しいら
フランス書院
¥ 600
(2010-03-10)

公式あらすじ:狭いところに入りたい──。旧財閥の跡取りで船舶会社副社長の風宮にはおかしな性癖がある。秘書となった幼なじみの祐一朗は、その唯一の理解者で支配者であった。家族に萎縮し、仕事の重圧で心が壊れかけていた風宮は、デスクの下で祐一朗の足下に蹲り安寧を得る。薄闇に包まれた狭い空間は、安らぎと同時に恍惚感をもたらした。まるで祐一朗の執着に閉じ込められたようで…。



<幼馴染同士><再会><秘書攻め×副社長受け←従兄弟><閉所狭所フェチ>

相変わらずリリース数が衰えませんが、それが単なる惰性ではないと色濃く表してくれるのがこういう作品ではないかと思います。
これまでもいろんなフェチのあるキャラを登場させていますが、今回の受けは筋がね入りというか、結構インパクトありました。

幼い頃のかくれんぼシーンから始まるのですが、それは誰もが経験しているかくれんぼなのですが、受けにとっては特別な行為となります。
そして、受けを探す二人の幼馴染のそれぞれの行動は、彼らのキャラクターを成長してからもそのまま表わしています。
受けは常に、自分を見つけ出してくれる存在を待っている・・・、ある意味とても乙女チックですよね。
白馬の王子を待つ受けみたいなものだなぁと思いました。

そしてそんな乙女な受けは、身体は成長しても性癖は変わらなかった、というか立派に成長してv
ますます狭くて暗い所に閉じこもる事を逃げ場として求めるようになります。
でも、それはむしろ「ここにいるから見つけに来て」と王子様を誘惑しているように感じました。
なんという高飛車。

でも実際見つけに来るのは決まった幼馴染なのですが、大人になって再会した二人は、子供の頃には出来なかった危ないプレイをエスカレートさせていきます。
それは、とても信頼関係がなければ成立しない事なのですが、信頼する受け側だけではなく、信頼されていると確認できる攻め側にもある種の意味があるんですよね。

手短に言うと、共依存となるのでしょうか。
破れ鍋に綴蓋、のようにぴったりと補い合う関係。
表現は突飛ですが、そこにあるのは純粋な愛情でした。

一歩踏みきれないノーマルな従兄弟が、可哀想でもあり、でも「きにすんな」と声を掛けてあげたくなるようなw
二人の関係は濃すぎて、胸やけする位ですから。

でも、これだけラブラブな関係を、一筋縄ではいかない性癖で表現されたと言う事が素敵だなぁ、と思いました。単なる変わり者のお話、ではなく。
ちょっと人と性癖が違うだけなんですよね。誰に迷惑かけていないなら、他人がとやかく言うもんではないんだなーとつくづく思わされました。
ただ・・・。
窒息したり、身体を痛めたりしないかと、フツーにはらはらしますけどv
末長くお幸せに、と心から言いたくなる二人でした。



JUGEMテーマ:読書
 
小説<その他:剛しいら> | 管理人 | 22:52 | cm (0) | tb (0) |
ブレイクアウト裏切りの蜜

<リンク:ドロップアウト 甘い爪痕◇堕天使の焦燥◇龍の咆哮(完結)>
<前作:ブレイクアウト 美しい棘
<年下寡黙生意気攻め×年上ボス女王様受け><主従関係><殺伐><香港マフィア>

公式あらすじ:真実の愛を求めて、危険な恋の暴走!   裏切りと報復が繰り返される、香港マフィアの世界に生きる華炎と、出自不明の謎の男・パクの危険なラブ・ストーリー。

美しき凶器と謳われる香港マフィア『新勝義』の若き香主・劉華炎は日本で新ビジネスを始めるため横浜に拠点を設けた。薬物中毒だった母に早く死に別れ、兄・華勝の寵愛は受けられず、心の傷を負いながら生きる華炎。国籍不明の謎の男・パクを手下に日本での成功を狙う。主人を翻弄し、時に噛みつく猟犬のようなパクに、華炎は殺意と愛情を同時にいだいて…。
 


偶然でしょうが、3月のホワイトハートは殺伐シリーズものの「蜜」祭りだったんですねv 面白いナ

こちらのカプの殺伐っぷりは、結構度が越えていて、裏切り前提みたいな、ちょっと変わったプレイ? ってくらい、屈折した二人なんですが、なんだかこの新刊では、そんな殺伐っぷりがなりを潜めてしまい、単なるSMカプ的な落ち着きに変わってしまったのが、私には残念でした。

女王様がすっかり手下に骨抜きにされてしまい、単なる恋する受けになってしまった・・・。

元々、女王様には好きな人(元シリーズの攻め)が居て、一方通行だらけの三角関係ならば超萌えたのにぃーーー。

なんだか、ただ偉そうなボスと態度のデカイ部下のいちゃいちゃプレイを見せつけられているだけになってしまい、せっかくの受けの複雑な心情とか、ふっとんじゃったなー、みたいな。

まあ、さすがに2冊目ともなるとこういう展開で当たり前なのかもしれませんが、好きな他にあまり見かけないカプだったので、残念です。

- | 管理人 | 22:29 | cm (0) | tb (0) |
VIP蜜7◇高岡ミズミ
評価:
高岡 ミズミ,佐々 成美
講談社
¥ 609
(2010-03-04)

<シリーズ::VIP/VIP 棘:VIP蠱惑/VIP 瑕/VIP 刻印/VIP絆><893攻め×クラブ・マネージャー受け><殺伐カプ>

公式あらすじ:
久遠が結婚!? そのとき和孝は……。  会員制クラブBMのマネージャー和孝は、不動清和会の若頭・久遠の唯一の恋人だ。ある日、和孝の耳に久遠が結婚するという話が聞こえてくるのだが……!?
…俺は、いつだってあんたが欲しいんだ―。高級会員制クラブ、BLUE MOONのマネージャー柚木和孝の恋人は、暴力団不動清和会の幹部であり木島組組長の久遠彰允だ。素直に気持ちを告げることができない和孝は、十七歳で会ったときからずっと、彼に囚われ続けている。ある事件の悪夢にうなされる和孝だが、ある日、久遠に縁談が持ち上がっていることを知り…。



殺伐カプのこのシリーズもナンバリングがないので今回で7作目と知り、びっくりしました。
ちょうど高岡ミズミさんは、旧作「可愛い人」の再販中で、次9巻で終わるようですが、また長編記録を出すことになるのかな?

VIPはなんといっても殺伐っぷりが特徴で気に入っているので、続いてもらう事には何の不満もないんですが、今回みたいなぐずぐずっぷりがあまりに続くのは勘弁してほしいかも。
殺伐とはいえカプである二人が好きなので、難しいところだとは思いますけど、大人の距離の保った関係というか。
そんなLOVEを見たいのです。

受けが意地を張るのも、若い頃は愛きょうにもなるんだけどこの頃は痛々しいというかw
いっそどうして攻めが愛想をつかさないのかなぁ、とあまりの可愛げのなさに感じてしまったり。

そろそろ大人だからこその事情や距離感、プライドからくる殺伐とした関係に移行してもいいんじゃないのかなと。
攻めはいつも良い俺様攻めなんですが、そろそろ受けも良い美人受けになって欲しいですv



JUGEMテーマ:読書
小説<893、裏社会、事件物> | 管理人 | 22:18 | cm (0) | tb (0) |
愛玩人形◇剛しいら
評価:
剛 しいら
ムービック
¥ 900
(2010-03)

公式あらすじ:由緒正しき家の跡継ぎでありながら、屋敷に篭もり、人形たちを話し相手にひっそりと暮らしている人形師の琴耶。だが、一族が催したパーティーに客として現れた世界的に著名な実業家ジェラールに一目惚れされてしまう。人と話すこともほとんどなく、もちろん恋愛などしたこともない琴耶は一方的に愛情を押し付けられ、まるで自分自身が人形になったような気がしていた。しかも、琴耶の部屋と全く同じに造られたジェラールの別邸の部屋に連れ去られてしまい―。




<実業家攻め×人形師受け><フランス人攻め×日本人受け><おぼっちゃま同士><人形(ドール)><強引攻め×ひきこもり受け>

これまでも人形や人形師を登場させてきた剛さんですが、また違ったタイプの人形とそして人形師が生まれました。
女系一家に男として生まれ、ある理由から浮世から隔離され、好きな人形と一緒に暮らしていた受け。偶然出会うゲイのフランス人に一目惚れされ、求愛されますが、その相談相手は人形だけ。
一見、頭が弱い子なのか? とあらすじだけだと思えるかもしれませんが、実はとてもスマートで、ただ世間慣れしていないだけで、独自の思考回路はあるものの、それは基本的にはとても正常で頭が良い子なんです。

ネタバレを避けたいので、多くは言えないのですが、お話として一つ大きな軸に受けの背景の物語があり、そしてそこから攻めと出会いどう動くか、という恋愛のお話。それに人形との関係など、様々な枝葉が出ています。
そのどれもが剛さんならではの、単なるボーイミーツボーイではない、メッセージが込められているのが、やっぱり読み応えあって好きだなぁ、と本作でも改めて感じました。

人形ってちょっと怖い存在でもあったんですが、この作品を読んでそれも何も、感じる側の都合なんだなーと思ったり。
受けのように、人形というパートナーがいるというのも、この人間同士のつながりが希薄な今は、ある意味羨ましい。。。というか最先端!?
でも、どちらも紛れもない愛情なんですよね。

そういえば、この作品を読んだ前後に、「物にしか愛情が注げない病」っていうのをTVで見たんですが、それは本当に塀とか建物LOVEだったので、人形って人型になっているのだから、擬人化してしまうのは当然ですよね。

しかし、実際の人を人形にするのは無理があります。

実は受けなんかよりもこの攻め様のほうがどこか病的で受けを人形にしてやる〜みたいな、事を言い出したらどうしようかとはらはらドキドキして読んでおりました。

浮世離れしたゴージャスなフランスと日本を股にかけたおぼっちゃま同士の恋は、簡単に日常からうっとり世界へトリップさせてくれます。

タイトルでちょっと損をしていそうです。
今のままだと、なんだか人形の呪いとか言われそうですがw
もっと、ゴージャスラブって感じな印象がありました。

何にせよ、お金持ちに求愛されるというのは、ロマンス王道だなーと思いました。

- | 管理人 | 14:01 | cm (0) | tb (0) |
ファーマーのたまご◇玉木ゆら
公式あらすじ:「敦也の隣は、俺の居場所なのに…!」農学部に入学した小さい七生と長身でハンサムな敦也は、大学でも有名な凸凹コンビ。髪を撫でたり添い寝をしたりと、敦也の甘やかしに照れつつも、七生の大学生活は順風満帆。でもある夜、裸の敦也に抱きしめられる夢を見てから七生の心は大パニック!意識しすぎて逃げ回ってしまうのに、敦也に近づく人間には妬いちゃうなんて、この気持ちどうしたらいいの!?大学生のドキドキ恋ライフ、4コマ付き。



<大学生同士><人気者攻め×地味受け><ノンケ同士><ほのぼの学生ライフ>

タイトルからもっと農業BL的なイメージを持っていたのですが、どっちかというと大学生BLでした。
まあ、農学部ですから、大学生で問題はないんですが、なんとなーく玉木ゆらさんだし、ともっとファーマー的なエピソードがあるのかと思ったら、それらしきはダチョウの小屋掃除くらいだったかな。
それがファーマーなのか、と言われると飼育員っぽい感じで、素人的には納得しずらかったのかもしれません。
ワーキングラブとか、ファーマーラブとか、ラブ+αの要素を期待すると、ただ環境的に女子が多く出てくるのが邪魔なだけのラブ・カレッジライフ色のほうが強いです。
レーベルのせいなのかなぁ?
ファーマーとかプッシュしてなければ気にならなかったかも。

で、そんなファーマー部分を除けば、ラブ的にはありがちなお話でした。
最初からおまいらできてんじゃん、って周囲からみれば丸解りなのに、当事者だけがドキドキきゅんきゅんしている、という。
何かのきっかけでドーン。

攻めも受けも、個人的なツボにないタイプなので、脇役の遊び人攻めのほうが好きかなぁー。
いかにもスピンオフありそうなキャラですが。
きっと不真面目な攻めがある受けに出会って真面目になる、とかそんな話が似合いそうなw

こちらは、ほのぼのがお好きな方に良いような気がしました。







JUGEMテーマ:読書
 
小説<その他> | 管理人 | 13:51 | cm (0) | tb (0) |
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